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  • 2019/01/11 00:14

    わたなべ木工芸で一番定番の形のお盆。
    もう何年間もこの形、材料、塗りです。
    ずっと同じ物を作り続けるって
    いうのは難しい事なのかなって思います。
    ウチの倉庫には時代に流れとともに
    作られる事がなくなった
    商品見本がたくさん眠っているわけです。
    それらが、なぜ作られる事がなくなったかは
    それぞれ理由があり
    そして、
    このお盆が作られ続けているのにも
    それなりの理由があるのかなって思うのです。
    形。
    シンプルだけどそれだけではない。
    使いやすさも考えられてるデザインなのです。
    では、写真をご覧ください。

    ちょうど親指と内側の曲線がフィットします。
    これが、持ちやすさと安定感を生み
    実用性の高い形になっています。
    実際に手にとってご覧いただけないのが残念です。
    材料。
    日本の代表的な木材、欅(けやき)。
    昔から日本人になじみのある材料なので
    普段の生活に違和感なくとけこみます。
    重さは少し重たい材料なのだけど、
    その分堅くて、打ち傷がつきにくいです。
    塗り。
    天然の漆を6回塗り重ねています。
    漆を塗ってスグに紙で拭きとって
    薄ーい層をつくる拭漆仕上げです。
    木の杢目(もくめ)の良さを活かした
    仕上げです。
    お手入れは、普通に
    食器洗い洗剤で洗っていただいて
    大丈夫です!
    そして、
    今、やっとこの6サイズが全て揃いました!
    直径21㎝~36㎝。
    3㎝刻みです。
    おすすめの大きさは人それぞれ。
    では、また!