2020/06/24 15:26
<いろいろないろのはしのはなし。>
四角のお箸に新色を追加しました。
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わたなべ木工芸のお箸は漆塗りです。
漆っていうのは木の樹液で作られた塗料。
とってもお高い塗料なのです。
それを6回(塗って拭きあげる5回+色をつける1回)塗り重ねて仕上げられているのがこのお箸になります。
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さっきも言った通り、
木の樹液で作られた塗料なのでもともとの色が茶色です。
塗れば塗るほど茶色くなっていきます。
そこでなにが言いたいのかと言うと、
茶色の塗料でピンクとかみどりを作っちゃう僕ってすごくない?
って事なのです。
本当ならここで「僕が若い時に苦労してー・・・」みたいな
自分語りをしたいところなのですが、我慢。
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印伝(いんでん)って言って
革製品に漆で模様をかいている工芸品があるんですね。
その職人さんに出会った時に、
褒めに褒めて褒めまくった結果、
色の出し方のコツを伝授していただきました。
それから、安定して良き色がでております。
印伝の職人さん、マジでスゲー!リスペクト止まらないぜ!
ありがたや~。
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そんなこんなで、
前からある黒色と朱色と合わせて5色になりました。
ご家族で色分けしたら、わかりやすいし、素敵だよ。
では、また~☆彡
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恥ずかしくて告知してませんが
6月11日にKNB news everyの中の
「お父さんと一緒です」
って特集にでました。
KNBのホームページの中に動画があるので
もしよかったらご覧いただけますと幸いです。