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  • 2023/06/16 14:40

    お味噌汁などの汁物をいただく時に使うお椀を「汁椀」と呼び、
    ご飯をいただく時に使うお椀を「めし椀」と呼んでいます。
    その「汁椀」と「めし椀」って何が違うの?って
    質問をいただく事が多いので今日はその事について書いてみたいと思います。
    汁椀も飯碗も作り方は同じです。
    材料も同じです。木を削って、漆を塗って作ります。
    違うのは『形』。
    汁椀はポテっと膨らんだ形をしていて、
    めし椀はシューっとスマートな形になっています。
    これは、どうしてかと言うと
    汁椀は汁物をこぼさない事を大切にした形で、
    めし椀はお箸でご飯を掴みやすいように、
    特に底の部分のご飯を食べる時にお椀を傾けなくても
    取りやすいような形にデザインされています。
    なので、汁椀にご飯を入れると少し食べにくいく感じるかもしれません。
    逆に、めし椀にお味噌汁などを入れると
    あまり入らないし、こぼれそうな気がしてソワソワするかも。
    実際にはそこまでの違いはないのですが、
    使いやすさっていうのは無意識的な部分にあると思うので
    少しの事で使い心地は変わってきます。
    もう少し深掘りした物をnote書きました。
    よかったら読んでみてください。
    ではまたー。