2019/07/26 00:28
<木のボールペン”Penman”シリーズはじめます!>
ハンドメイドっていうジャンルが
気になって、気になってしょうがなくなって
「さがしもの日和」をつくりました。
そこで、細々と木のボールペンを作っていく
予定だったのだけれど、
雑誌Taktに掲載していただいた反響が思っていたよりも大きく、
おかげ様でたくさんのお問い合わせやご注文をいただきました。
ありがとうございます。
そして、そのボールペンを作る事に
かなり時間を使う事になっているので
細々っていうのも難しくなっています。
なので、わたなべ木工芸のオンラインショップでも
木のボールペン
「Penman」
として取り扱う事にしました。
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もったいないの気持ちから生まれたボールペン
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漆器を作る為にはまず、木を削って木地を
作ります。
わたなべ木工芸は元々その木地を作る工房でした。
20年ほど前までの木地師の仕事は
いつどんな材料が必要になるのかがわからないので
大量に材料を準備してストックして
おいたようです。
それから、仕事のやり方が変わり、
自社工房で漆塗りもはじめました。
そうする事によって
大量に木地だけを作る事がなくなり
材料の消費量が減りました。
そして今は、
何年も使われる事なく保管されている
木がたくさんある状態になってしまっています。
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1年くらい前から材料置き場の整理を
真剣に取り組んでいるのですが、
そこで良い物だから勿体なくて使われていない物や、
小さな端材になっても勿体なくて保管してあるものが
たくさんある事に気付きました。
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この「Penman」は
その貴重な材料を使ってボールペン作りをしています。
元々、ボールペン用に準備したものではないので
材質、木目、色など
良い部分で厳選して木取りします。
細かい木目だったり、
それぞれの材料特有の良い色が
でてる部分だったり。
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ここで、ボールペンの大きさもとれなくなった材料が
薪となり冬のストーブの燃料として
最後まで有効活用されるわけです。
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今の所はこのサイクルでやっていますので
数に限りがある物もございます。
どうかご了承ください。
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それでは、
木のボールペン「penman」シリーズ
をどうぞよろしくお願いいたします。
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下記のお店でもお取り扱いいただいております。
ぜひ、お立ちよりの際は
ご覧いただけますと幸いです。
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お取り扱い店舗
庄川ウッドぷらざ
ヨッテカーレ城端