2026/10/29 11:19




木軸ペンを使っているうちに、
「ほかの木も使ってみたい」「違う木目の一本も欲しい」
と感じたことはありませんか?

こんにちは。わたなべ木工芸の渡辺です。

当工房では、一度ご購入いただいたお客様が、再び木軸ペンを選んでくださることも多くあります。
リピートしていただけることは、日々の製作を続けるうえで、大きな励みになっています。

木軸ペンは、樹種によって色合いや手触りが違い、同じ樹種でも一本ずつ木目が違います。
使い込むことで変わる色やツヤも、それぞれの楽しみです。

最初の一本を使ってみたからこそ、次に気になる木や、
自分の好きな握り心地が見えてくることもあると思います。

今回は、2本目の木軸ペンを考えている方に向けて、
最初の一本とは違う楽しみ方につながる選び方をご紹介します。


1.最初の一本とは違う色の木を選ぶ


2本目の木軸ペンを選ぶときは、今持っているペンとは違う色の木に目を向けてみるのもおすすめです。

例えば、欅や山桜のような明るい色の木軸ペンを使っている方なら、
縞黒檀や紫檀を選ぶと、雰囲気が大きく変わります。

縞黒檀は、黒と茶色の縞模様が特徴の木材です。
紫檀は、深みのある赤褐色が魅力で、明るい木とは違った重厚な印象を楽しめます。

反対に、濃い色の木軸ペンを持っている方なら、明るい色の木を選ぶことで、
木目の表情や温かみを新鮮に感じられると思います。

同じ形のペンでも、木の色が変わると見た目の印象は変わります。

その日の気分に合わせて選んだり、手帳やペンケースとの組み合わせを考えたり。
色の違う二本があると、使うときの楽しみも広がります。


2.「経年変化」を楽しめる木を選ぶ

木軸ペンの魅力のひとつに、使い込むことで色やツヤが少しずつ変わる「経年変化」があります。
2本目は、今持っているペンとは違う変化を楽しめる木を選んでみるのもおすすめです。

例えば、桑は経年変化が楽しみな木材です。
初めは黄色みのある色合いですが、時間とともに深い茶色へと変わっていきます。

明るい色が気に入って選んだ一本が、使い続けるうちに落ち着いた表情になっていく。
その変化を身近で見られるのは、天然木ならではの楽しみだと思います。

変化の速さや色合いは、木の個体差や使い方、保管する環境によっても異なります。
毎日見ていると気づきにくくても、購入したころの写真と比べると、
違いが分かることもあります。

最初の一本と2本目を使いながら、それぞれがどのように変わっていくのかを見比べる。
そんな楽しみ方で、次の木を選んでみてはいかがでしょうか。

3.シャーペンとボールペンで使い分ける

最初に購入した木軸ペンがシャーペンなら、
2本目はボールペンを選んでみるのもおすすめです。

シャーペンは勉強や下書きなど、書いた文字を消したい場面で活躍します。
一方、ボールペンは仕事のメモや手帳、書類への記入などに使えます。

普段使っている筆記具の一本を木軸ペンに替えることで、勉強や仕事など、木の手触りを楽しめる場面が増えていきます。

選ぶときは、シャーペンとボールペンを同じ樹種でそろえるのも良いと思います。見た目に統一感が生まれ、並べたときには、それぞれの木目の違いも楽しめます。

もちろん、違う樹種を選ぶのもおすすめです。色の違う木にすれば、ペンケースの中でも見分けやすくなります。

今持っている一本をどんな場面で使っているか、ほかに木軸ペンを使いたい場面があるか。普段の使い方を振り返ってみると、2本目の選び方も広がります。

 4.同じ樹種で、違う木目を選ぶ

2本目も、最初の一本と同じ樹種を選んでよいと思います。

木軸ペンは、同じ樹種でも木目や色合いが一本ずつ異なります。
同じ木から切り出した材料でも、使う場所や削る方向によって、違った表情が現れます。

例えば、欅には、すっきりと流れるような木目もあれば、細かな揺らぎが見られるものもあります。同じ欅でも、それぞれに違った美しさがあります。

最初の一本を使ううちに、その木の色や手触りが好きになって、「同じ木の、違う表情も楽しんでみたい」と感じることもあると思います。

珍しい杢や複雑な模様だけが、木軸ペンの魅力ではありません。整った木目や穏やかな色合いに惹かれるなら、その好みを大切にして選ぶのもおすすめです。

好きな樹種のペンを並べて、木目の違いを眺める。一本ずつ見ているときには気づかなかった特徴が見えてくるのも、同じ樹種を選ぶ楽しみです。

5.使って分かった好みから、太さや重さを選ぶ

最初の一本を使っていると、見た目だけでは分からなかった、自分の好みも見えてきます。

「このくらいの太さが握りやすい」「もう少し重みのあるペンも使ってみたい」など、
実際に使った感想は、2本目を選ぶときの参考になります。

今の一本が気に入っているなら、同じモデルで樹種を変えると、慣れた握り心地を基準に選びやすくなります。
一方、違う書き心地を試したい場合は、太さや重さの異なるモデルに目を向けてみるのもおすすめです。

ただし、太いペンや重いペンが、すべての方に合うわけではありません。
短いメモを書くときと、勉強などで長時間使うときでも、好ましく感じる握り心地は変わることがあります。

商品を比べる際は、本体の重さに加えて、握る部分の直径も確認してみてください。手持ちのペンと比べると、数字だけを見るよりもイメージしやすくなります。

最初の一本で感じたことを手がかりに、似た使い心地を選ぶのか、新しい使い心地を試すのか。そんな視点で考えると、自分に合う2本目を探しやすくなると思います。



実際に、お客様は2本目・3本目をどう選んでいる?


当工房で2本目、3本目をご購入いただくお客様は、前回とは違う樹種を選んでくださる方が多いです。

同じ形のペンでも、木が変わると色合いや木目、手触りが変わります。
いろいろな木を手に取って、それぞれの違いを楽しんでいただけるのは、作り手としても嬉しいことです。

一方で、特定の樹種をとても気に入っている方もいらっしゃいます。
その木で作られたペンだけでなく、さまざまなアイテムを集めている方をお見かけすることもあります。

違う木を少しずつ集める方もいれば、好きな木をじっくり楽しむ方もいる。
お客様の選び方に触れるたびに、「木の楽しみ方は、こんなにいろいろあるんだな」と、こちらが驚かされます。

2本目、3本目も、ご自身が惹かれる木を選んでいただけたら嬉しいです。



まとめ|2本目は、自分の好みを広げる一本に


2本目の木軸ペンは、最初の一本を使って感じた「好き」を手がかりに選んでみてはいかがでしょうか。

違う樹種を選んで、色や木目、経年変化を見比べる。シャーペンとボールペンで使い分ける。気に入った樹種をもう一本選び、それぞれの表情を楽しむ。

木軸ペンには、さまざまな楽しみ方があります。新しい木に挑戦するのも、好きな木を集めるのも、ご自身の好みを大切にしていただけたらと思います。

当工房でも、一本ずつ異なる木の表情を生かしながら、木軸ペンを製作しています。お手元の一本と見比べながら、次に使ってみたい木を探してみてください。

[木軸シャーペンの商品一覧はこちら]
https://www.watanabemokkougei.com/categories/6161295

[木軸ボールペンの商品一覧はこちら]
https://www.watanabemokkougei.com/categories/6161296