布着せ汁椀　内朱

欅の木で作ったお椀です。
下地の段階で縁と高台の部分に麻布を張り付ける事により落とした時の衝撃に強くなっています。
使いはじめは木目はあまり見えないのですが、使いこむ事により漆が透けてきて木目が見えてきて艶も出てきます。
新品の状態から毎日使っていただく事による変化を楽しんでいただけるのも
このお椀の特徴です。

日常の道具としての漆器をぜひおためしください。

【ブログ】
普段使いの漆器として意識している事
https://www.watanabemokkougei.com/blog/2023/08/04/135520

材料：欅
塗装：漆（溜塗り）
大きさ：直径約12㎝×高さ約7㎝

＜取り扱いの注意点＞
・普通のスポンジと洗剤で洗っていただいて大丈夫です。
　そして、普通の布巾で拭いてください。
・たわしや磨き粉は傷がつく事があるので使用しないでください。
・食器洗い乾燥機のご使用はできません。
・電子レンジ、オーブン等でのご使用はしないでください。
・お湯または水の中に長時間放置せず、なるべく早く水切してください。
・直射日光の当たらない所で保管してください。

もし漆のにおいが気になる場合は以下の事をお試しください。
・うすめた酢を柔らかいふきんにつけて漆器を拭く
・ぬるま湯に酢をほんの少し入れた中に１時間ほどつけておく
・米櫃の中に数日間入れておく