2026/06/23 15:52
6月24日(水)19時より、Penman JPの新作として「桑(くわ)」を発売します。
桑は、日本の暮らしにも古くから馴染みのある木です。
養蚕に使われる木として知られ、
どこか懐かしさや親しみを感じる方も多いかもしれません。
わたなべ木工芸は、創業76年の工房です。
もともとは漆器の木地を作る工房として創業し、木の器や工芸品に使うための材料を大切に扱ってきました。
今回のPenman JP 桑に使用した材料も、もともとは木の器を作るために木取りし、
工房で大切に保管してあった桑材です。
その中から木目の美しいものを選び、今回の木軸ペンとして仕上げました。
桑は使い込むほどに色合いが深まり、少しずつ味わいが増していく木です。
木軸ペンとして日々手に取ることで、経年変化を楽しみながら、
自分だけの一本へと育てていけるのも魅力です。
国産パーツを使用したPenman JPならではの重みと、太さのある握りやすい軸。
そこに桑のあたたかみのある木目が加わった、落ち着きと存在感のある一本に仕上がりました。
この記事では、桑という木の特徴や、木軸ペンとして使ったときの魅力、
そして今回使用した桑材についてご紹介します。
あわせて、国産パーツを使用したPenman JPならではの書き心地や特徴についてもお伝えしていきます。
桑とはどんな木か
桑は、日本の暮らしに古くから関わってきた木です。
特に知られているのは、養蚕との関わりです。
蚕は桑の葉を食べて育つため、かつて日本各地では養蚕のために桑の木が植えられていました。
絹を作るために欠かせない木として、桑は人々の暮らしや産業を支えてきた木でもあります。
木材としての桑は、黄色味のあるあたたかな色合いの物と
焦茶色に近い深い色合いの物の個体差が多少あります。
どちらにしても、使い込むほどに色が深まり、少しずつ深い色合いへと変化していきます。
また、木目には自然な表情があり、派手すぎない上品さがあります。
どこか懐かしさを感じるような雰囲気もあり、日本の工芸品や暮らしの道具としても相性の良い木です。
桑は、ただ珍しいだけの木ではなく、
日本の生活に寄り添い、長い時間の中で親しまれてきた、
あたたかみのある木材です。
木軸ペンとしての桑の木の魅力

桑の魅力のひとつは、使い込むほどに色合いが深まっていくことです。
最初は黄色味を感じる明るい色合いですが、時間が経つにつれて少しずつ落ち着いた色へと変化していきます。
手で触れ、日々使うことで、自然な艶も増していきます。
木軸ペンは、飾って眺めるだけではなく、毎日手に取って使う道具です。
だからこそ、桑のように経年変化を楽しめる木材とはとても相性が良いと感じています。
使い始めのきれいな木目も魅力ですが、使い込んだ先に生まれる深い色合いや艶も、木軸ペンならではの楽しみです。
時間とともに少しずつ表情が変わっていくことで、ただの筆記具ではなく、自分だけの一本に育っていきます。
桑は、そうした「育てる楽しみ」を感じられる木材です。
日々の筆記の中で、木の変化をゆっくり楽しんでいただける一本になると思います。
今回使用した桑材について

今回のPenman JP 桑に使用している材料は、もともと木の器を作るために木取りし、
工房で大切に保管してあった桑材です。
わたなべ木工芸は、創業76年の工房です。
もともとは漆器の木地を作る工房として創業し、木の器や工芸品に使う材料を、長い時間をかけて扱ってきました。
今回の桑材も、そうした工房の中で大切に残されてきた材料のひとつです。

長い間保管していたことで、材料の表面はすでに深い色合いへと変化しています。
削ると内側からは桑らしい明るい色合いが現れます。
この色を見ると、桑が時間とともにどのように変化していくのかをイメージしていただけると思います。
長く保管されていた桑材の表面のように、時間をかけて色がふかまり、
木軸ペンとして使う事により艶も増していく。
そんな経年変化を想像しながら、木軸ペンとして育てる楽しみを感じていただけたら嬉しいです。
桑とPenman JPの相性

桑は、あたたかみのある色合いと、落ち着いた木目が魅力の木です。
派手さで強く主張するというよりも、日々の暮らしの中に自然に馴染むような、やさしい雰囲気があります。
日本の生活に古くから関わってきた木だからこそ、どこか親しみを感じる木材でもあります。
一方で、Penman JPは国産パーツを使用し、しっかりとした重みと存在感のある木軸ペンです。今回の桑材の場合、重さは32g〜33gでした。
太さのある軸は握りやすく、手に持ったときに安定感があります。
桑の持つあたたかみと、Penman JPの重厚感。
このふたつが合わさることで、見た目はやさしく落ち着いていながら、手に持つとしっかりとした満足感のある一本になりました。
また、桑は使い込むほどに色合いが深まっていく木です。
Penman JPとして日々使うことで、書き心地だけでなく、木の変化も一緒に楽しんでいただけます。
落ち着いた雰囲気の中に、しっかりとした存在感がある。
Penman JP 桑は、そんな魅力を持った木軸ペンに仕上がっています。
まとめ:育てるように使える一本です

Penman JP 桑は、桑という木のあたたかみと、Penman JPならではの書き心地を楽しめる木軸ペンです。
桑は、日本の暮らしに古くから馴染みのある木であり、使い込むほどに色合いが深まっていく経年変化も魅力です。
今回使用した桑材は、もともと木の器を作るために木取りし、工房で大切に保管してあった材料です。
長い時間を経て色づいた表面と、削ったときに現れる明るい色合いからも、桑という木が持つ変化の面白さを感じていただけると思います。
国産パーツを使用したPenman JPは、しっかりとした重みがあり、太さのある軸で握りやすく、安定した書き心地を楽しめます。
使い始めの美しさだけでなく、日々使うことで少しずつ色艶が増していく。
Penman JP 桑は、時間とともに自分だけの表情へ育っていく一本です。
木の変化を楽しみながら、長く使っていただけたら嬉しいです。
発売案内
Penman JP 桑(くわ)は、6月24日(水)19時より新発売します。
桑ならではのあたたかみのある木目と、使い込むほどに深まる色合い。
そして、国産パーツを使用したPenman JPならではの重みと書き心地を楽しめる一本です。
今回使用している桑材は、工房で長い間大切に保管してきた材料の中から、木目の美しいものを選んで制作しています。
数に限りがありますので、気になる方はぜひご覧ください。
わたなべ木工芸では、国産の木を中心に一本ずつ丁寧に仕上げた木軸ペンをご用意しています。
気になる方は、ぜひこちらからご覧ください。
