2026/05/10 19:09

新しく「Penman JP」ラインを作ることにしました。

こんにちは。
わたなべ木工芸の渡辺です。

創業76年、もともとは漆器の工房として続いてきた工房で、
現在は木軸ペンを作っています。

木軸ペンというと、「木の種類」や「木目」に目がいきやすいですが、
実は使い心地や質感には、金属パーツも大きく関わっています。

わたなべ木工芸ではこれまで、木の魅力を気軽に楽しめる木軸ペンを
目指して製作してきました。

そして今回、新しく日本製パーツを採用した『Penman JP』ラインを始めることにしました。
木だけではなく、金属部分にも日本のものづくりを感じてもらえる一本を目指した、新しいラインです。

今回は、そんな『Penman JP』について、少しお話ししたいと思います。

Penman JPとは?


『Penman JP』は、日本製パーツを採用した新しい木軸ペンのラインです。
これまでの木軸ペンも、「木の魅力を気軽に楽しめること」を
大切にしながら製作してきました。

その一方で、木だけではなく、金属部分にも日本製にこだわった木軸ペンを
作りたいという気持ちも、少しずつ強くなっていきました。

木軸ペンは、木材だけではなく、内部の金属パーツによっても使い心地が変わります。
ノックした時の感触や、細かな精度感、長く使った時の安心感など、
実は見えない部分も、毎日使う道具としては大切な要素です。

『Penman JP』では、木だけではなく、
金属部分にも日本のものづくりを感じてもらえる一本を目指しています。

まだ新しい挑戦ではありますが、
わたなべ木工芸らしい“木のぬくもり”はそのままに、
より長く愛着を持って使っていただける木軸ペンを目指していきたいと思っています。

Penman JPの特徴

木軸ペンというと、どうしても木の種類や木目に目がいきやすいですが、
実際に使う道具として考えると、金属パーツの質感や操作感も大切な部分だと考えています。

特に、毎日使うペンの場合、ノックした時の感触や、手に持った時の重さ、クリップの位置など、小さな違いが使いやすさにつながっていきます。

『Penman JP』の特徴のひとつは、滑らかなノック感です。
ペンを使うたびに触れる部分だからこそ、気持ちよく使えることを大切にしました。
軽すぎず、しっかりとした操作感があり、日常の中で安心して使っていただける仕上がりになっています。

また、クリップの位置を自分で調整できる点も特徴です。
木軸ペンは一本一本木目の表情が違うため、持った時に見せたい面や、手に馴染む向きが少しずつ変わります。
クリップの位置を調整できることで、ご自身の使いやすい向きや、木目がきれいに見える位置に合わせてお使いいただけます。

重さは約35g前後です。
これまでのわたなべ木工芸の木軸ペンよりも、しっかりとした重量感があります。

軽いペンの扱いやすさとはまた違い、
ペンの重みを活かして、安定感のある書き心地を楽しんでいただけるのが魅力です。

シャープペンシルとボールペンの見た目の違い

『Penman JP』のシャープペンシルとボールペンは、上部の金具の形を見ると見分けやすくなっています。

シャープペンシルは、ノック部分の下の金具が角ばった形状になっています。
一方、ボールペンは上部の金具がすっきりとした、なだらかな形になっています。
木軸部分は同じです。
上部金具の形が少し違うため、見比べる時はこの部分を見ると分かりやすいです。


これまでのモデルとPenman JPの位置づけ

『Penman JP』は、日本製パーツを採用した新しいラインですが、
これまで製作してきた木軸ペンをすべて置き換えるものではありません。

これまでのモデルは、定番の木材を中心に、
木の魅力を気軽に楽しめる木軸ペンとして製作していく予定です。
はじめて木軸ペンを使う方や、日常の中で気軽に木のぬくもりを楽しみたい方には、これまでのモデルも選びやすい一本をこれからも作っていきたいと思っています。

一方で『Penman JP』では、縮み杢や玉杢などの木目に特徴のある材や希少な木材
を中心に製作していく予定です。

日本製パーツの質感や、しっかりとした重み、滑らかなノック感に加えて、
木そのものの表情もより楽しんでいただけるラインにしていきたいと考えています。

それぞれ違った良さを持つ木軸ペンとして、これからも大切に製作していきたいと思っています。


職人として大切にしたいこと

これまで、Penmanシリーズは「伝統工芸を残したい」という想いから、
より多くの方に届くように、できるだけ価格を抑える努力をしてきました。
木軸ペンを初めて使う方にも手に取っていただきやすく、
日常の中で木のぬくもりを感じてもらえるような一本を目指して製作してきました。
その考え方は、これからも変わりません。

一方で、製作を続けていく中で、木材だけではなく、金属パーツにもこだわった一本を作りたいという気持ちも強くなっていきました。

特に、縮み杢や玉杢など、表情のある木材を使う場合、
その木の魅力をより引き立てられるような金属パーツと組み合わせたいと考えるようになりました。

『Penman JP』は、そうした想いから生まれた新しいラインです。

木の表情を楽しめる材と、日本製パーツのしっかりとした作りを組み合わせることで、
金属部分からも日本のものづくりを感じてもらえる一本を目指しています。
これまでのPenmanシリーズの良さを大切にしながら、
少し特別な一本として『Penman JP』も育てていきたいと思っています。

まとめ


今回は、日本製パーツを採用した新しいライン『Penman JP』についてご紹介しました。
これまでのPenmanシリーズは、木の魅力をできるだけ多くの方に届けたいという想いから、
手に取りやすさも大切にしながら製作してきました。
その想いは、これからも変わりません。
そのうえで『Penman JP』では、木材だけではなく、金属パーツにもこだわり、日本のものづくりをより感じていただける一本を目指しています。
滑らかなノック感や、しっかりとした重み、クリップ位置を調整できる使いやすさなど、
毎日使う道具としての心地よさも大切にしました。
また、今後は縮み杢や玉杢など、木目に特徴のある材を中心に『Penman JP』として製作していく予定です。
定番の木材を気軽に楽しめるこれまでのPenmanシリーズと、木目や日本製パーツにもこだわった『Penman JP』。
それぞれ違った良さを持つ木軸ペンとして、これからも大切に育てていきたいと思っています。
木のぬくもりと、日本製パーツの質感。
その両方を感じていただける一本になれば嬉しいです。


わたなべ木工芸では、国産の木を中心に一本ずつ丁寧に仕上げた木軸ペンをご用意しています。